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めまいといっても種々の症状があり、見ているものがぐるぐるまわる、頭の中がまわる、ふらつきがある、ふわふわした感じがするなどいろいろな表現を訴えられます。 |
| いつからどのような症状がありますか | |
| めまい発症の時のことを覚えておられれば、そのときのことを詳しくお尋ねします。 この問診がめまい診療の中で最も重要と言われています。 |
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| 注視眼振検査 | |
| 上下左右に動くボールペンの先をみつめてもらって、眼球の振動が生じるか否かを見ます。 | |
| 指標追跡検査 | |
| メジャーをひきだして、そこに出てくる数字を目で追っていただき、眼球運動が規則正しく行なえているか否かを確認します。 | |
| 小脳の機能をチェック | |
| 腕をひろげてとじてもらい、人差し指指先をきちんと付けることができるか否か、両手それぞれの握力はどうか左右差があるかどうか、また思い通りに動くかどうかをチェックします。 | |
| 聴力検査 | |
| 聴力が保たれているか否か、左右差があるか否かを確認します。 | |
| 耳が原因の代表的めまい疾患であるメニエール病では、左右差が生じていることが多いです。 | |
| 特殊なカメラ(赤外線CCDカメラ)を装着 | |
| 仰向けになった状態で左右に首を傾けたり、さらには首を後方にそらして左右に向いていただいて、眼球の振動が生じるか否かをみます。 | |
| この時点で良性発作性頭位めまい症等は診断が確定します。 | |
| 必要に応じて | |
| 座っている時、立ち上がったときの血圧の変動を見るための検査(シェロングテスト)も行ないます。 | |
| いわゆる立ちくらみがめまいの原因になっている場合(起立性調節障害)、この検査で診断がつきます。 | |
| 耳が原因のめまいは考えにくく、頭の中に原因があるか否かということを確認するために | |
| 近隣医療機関でMRI(MRA)検査をうけていただくこともあります。 | |
| 大体1週間以内には検査が終了し専門医によるコメントが得られます。 | |
このような流れで検査を行ない、耳が原因であると診断がついたものに関しては当院で治療を行ないます。治療は内服薬が中心になりますが、漢方薬も用いることがあります。また良性発作性頭位めまい症の典型例では浮遊耳石置換法という理学療法も行なっており、この治療が奏効すると頭を動かす度にぐるぐるまわっていためまいが、1回の治療でおさまってしまうということもあります。